毛糸で編んだセーターなどの編み物

毛糸・手編み糸を購入する前に知っておきたいポイント


編みたい物が決まれば、次にすることは毛糸選びですよね。しかし、手芸店や通販サイトで取り扱っている毛糸には色々な素材と種類があり、特に編み物初心者にとっては、毛糸を見ただけで出来上がりをイメージするのはなかなか難しいものです。
そこで、編み物初心者に向けて、毛糸に関する基礎知識やポイントをご紹介したいと思います。

毛糸の素材

加工技術の進歩により、今では様々な風合いの毛糸が作られています。
1番よく使われるのが、羊やアルパカなどの動物の毛から作られるウールです。保温性に優れているので、ウェアや小物などに幅広く使われています。肌が弱い人は、毛足が長いものは避け、アルパカやカシミヤなどの肌触りが優しい素材を選びましょう。

また、コットンや麻素材の糸は、春夏向きでサラッとした感触が魅力です。ウェアだけでなく、バッグなどの小物にも適しています。100円ショップでよく見かける化学繊維のアクリルは、カラフルで張りがあり、水に強いので、エコたわしやボトルカバーなどによく使われます。
安価のために、編み方の練習に利用すると良いかもしれません。

毛糸の太さと編み針

毛糸には、太さに合ったおおよその指定編み針が決まっています。1本どりで使用した場合、極細は棒針で0~2号、かぎ針で2/0号、中細は棒針で2~3号、かぎ針で3/0号、合太は棒針で4~5号、かぎ針で4/0号、並太は棒針で5~8号、かぎ針で5/0~7/0号、極太は棒針で9~14号、かぎ針で8/0~10/0号、超極太は棒針で15号~ジャンボ20mm、かぎ針でジャンボ7~15mmとなっています。
糸の指定針はあくまで基本ですので、実際は編む人の手の加減によって変わってきます。

毛糸のラベルに記載された針で編めば、サイズどおりに編めるということではないので注意が必要です。少し面倒に感じるかもしれませんが、必ず2~3回針を変えて、ゲージ(縦10センチ×横10センチの試し編み)のサイズに近づけるように編んでみることが、美しく編むための大切なポイントです。

ラベル表記の見方

毛糸のラベルには、その毛糸の情報が詳しく記載されているので、必ず確認しましょう。
品質には糸の素材、色番はそれぞれのメーカーで決められた色番号、標準状態・重量は毛糸1玉の重さと長さ、棒針とかぎ針それぞれの適合号数が記載されています。1玉の重さと長さは、毛糸によってそれぞれ違うので、使う糸によって毛糸の玉数が変わってきます。

1玉が何グラムで何メートルあるのかを、事前にチェックしておきましょう。また、指定号数の針を使い、メリヤス編みで編んだ時のゲージも標準ゲージとしてラベルに記載されているので、参考にすると良いでよ。

あまり聞きなれないロットとは、色を染めた時の釜の番号のことです。ロット番号が違うと、同じ色番でも微妙に色が違ってくることがありますので、ウェアなどを編む時は、なるべく同じロットの毛糸を少し多めに購入しておくことをおすすめします。

編みたい物に合った初心者におすすめの毛糸・手編み糸

赤ちゃんには、ベビーニット用の毛糸を選ぶか、オーガニックコットンなどの赤ちゃんの肌に優しい手編み糸を選びましょう。毛糸や手編み糸を専門に取り扱う通販サイトや手芸店で取り扱っています。

出産祝いなどで手編みのニットをプレゼントする場合は、相手の赤ちゃんにアレルギーがないか確認しておくことが大切です。折角時間をかけた手編みのニットが、アレルギーのために着てもらえないことも考えられるので、事前にリサーチしておく必要があります。
また、マフラーやセーターは直接身に付けるので、チクチクしないかどうかなどのチェックが必要です。毛糸や手編み糸を触っても分かりづらい時は、1玉だけ買って少しだけ編んでみてから肌に合うかどうかを試すと安心です。

毛足の長いモヘアやループになった糸はとても素敵ですが、ほどく時に絡みやすく、編地が見えにくいので初心者にはおすすめできません。編むことに慣れるまでは、並太から極太の糸を選び、色を数種組合せてストライプにしたり、編み方を変えたりしながら変化を楽しみましょう。

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